3月20日 絶句

いせ山川クリニック 山川です。

今日は 前原一誠 の 誕生日です。

老いをどう受け止めるか?

これも その人次第で
多様性なのかも知れません

自分に厳しく 完璧を目指す方
人前で 恥をかいてはいけない 
そう考える人も居れば

まぁ〜 自分はこの程度だから
仕方ないよね?
そんなに完璧なんて 無理なんで
このあたりで ご勘弁ください
失敗? やらかしたら?
きっとやらかすんで
その時は ご容赦願います 
そう考える人もいる

極端に 自分に厳しい人 が居ると思うと
極端に 自分に甘い人 もいて
そこそこ バランスが とれている人 もいる

良い塩梅であれば それで 良いんですけどね

落語の世界でも 歳を重ねると
円熟 だとか 熟練 とか
そういう言葉が ぴったりの方も居れば
どうみても 認知症だろうねぇ〜って方も

今までだって 高座で いろいろな事件がある

語り草になっているのは
三代目 柳家小さん
そして 八代目 桂文楽

大仏餅 を始めたが
神谷幸右衛門 が 出てこなかった

まさに 絶句 です

「台詞を忘れてしまいました……」
「申し訳ありません。もう一度……」
「……勉強をし直してまいります」
途中で高座を降りて
それが最後の舞台となり
亡くって居ます

肝硬変だったので とも言われているが
その日に限って
前日に同じ演目をやったからと言って
出番前の復習をしなかったのが 悪かったとも
いわれている

その事件の際
取り巻きが どう対処するか?
お客さんが どう反応するか?

いずれは 自分の行く道 として 捉えられるかどうか
それを 温かく見守れるか

10代から 90代まで
現役で 働く 落語の世界
業の肯定でもあり 人生の縮図
いろいろ 勉強になるなぁ〜

忘れても 良いよね…
誰かが 居てくれるから…

さぁ〜て
今日も 顔晴って いきま笑か!
ラナンキュラス(花金鳳花) Ranunculus
晴れやかな魅力