7月29日 闇雲は駄目だけど…

いせ山川クリニック 山川です。

今日は  クララボウ さん の 誕生日 です。

CT検査 

レントゲンを作って
得られた情報をコンピューターを使って
画像にする装置のことです

CT検査は
基本的に 水平断 を使います

頭の場合だと
クビの方から頭のてっぺんに向かって
水平に切った写真を見て
所見を見ていく物です

当然 限界もありますけど
前にも書いたように
角度を変えると
見えにくかった物が
はっきり見えてくるって事があるんです

あれ? ちょっと おかしい… かな?って
思ったときは
情報をコンピューターで再計算させるんです

そうすると
水平断 だけじゃ無くて
前頭断 矢状断 という 新たな
断面図を作ることが出来ます。

前頭断というのは 鼻の方から後頭部に向かって
断面を作ります

矢状断は 右の耳から左の耳に向かって
画像を作ります

3つの方向から眺めてみると
具体的な立体感が出てきて
大きさ 形 位置まではっきりわかります

場所がわかれば そのものを立体的にあらゆる角度から
眺めることも出来るから 有り難いですね

今なら 2,3分で出来るこの計算が
30年前はほぼ一晩かかっても ギザギザの
かなり見にくい画像で しかも一部しか
出来無かったんですからね えらい進歩なんです

今年も たまたま見つかった脳腫瘍 とか
血管奇形 とか おどろくことがあります

症状もないし 初期であれば
更に検査をして
いろんな治療方法を選ぶことが出来ますから
大切なことです

闇雲に検査は出来ませんが
必要なときは もれなく しっかりと
やってしまいましょう

さぁ〜て
今日も 顔晴って いきま笑か!
バーベナ(美女桜) Garden verbena
家族との融和