いせ山川クリニック 山川です。
今日は 石田衣良 さん の 誕生日 です。
漢方薬を よく使う先生と
余り使わない先生がみえます
よく使う先生の中でも
やはり 得意分野
よく使う漢方がでてくるようです
多くの患者さんに処方して
こういう人にこの漢方をだしたところ
こんな反応があった
こんなに効いた
こんな副作用が出た
そう言った情報が集まれば集まるほど
目の前の患者さんに合う漢方が出せる可能性が
上がります
どんなときに 漢方が良いと考えているか?
4つのタイプがあるとされています
①西洋医学的な標準治療よりも効果があるかもしれない!って考えられるとき
②標準治療と漢方を併用することで効果が増える可能性があるとき
③標準治療に漢方を加えると標準治療の副反応、副作用を軽減できるとき
④標準治療が出来無い場合、漢方治療が使えそうなとき
すべて なるほどなぁ~って
よく感じるようになりました
もちろん 例外も沢山あるので
病名と症状だけで絶対はありません
なぜなら、一人一人 病名は同じでも
症状の出方や体の反応
身長体重、お腹の具合など千差万別だからです
タイプ別に どんな漢方があるか
ちょっと紹介していきましょう
①西洋医学的な標準治療よりも効果があるかもしれない!って考えられるとき
これはかなり一般的になってきていると思いますが
感冒やインフルエンザの初期段階では
葛根湯 と 麻黄湯 が 有名ですよね
もちろん この2つの漢方は 風邪薬や 抗ウイルス薬ではありませんけど
症状の緩和や初期治療には 効果的ですよね
それと 認知症等ででてくる 活動型BPSDの際には
抑肝散 抑肝散加陳皮半夏 が 大活躍です
よく漢方をご存じの先生は 黄連解毒湯 をお出しになることもあります
BPSDといっても 低活動型の場合は
釣藤散 や 帰脾湯 加味帰脾湯で 調整される場合もあるんですね
いつも 書いていますけど
漢方と言っても もちろん 重大な副作用や
合わない人には 効果が出ないことも
ありますから
症状に加えて、今の状況 状態を伝えて
クスリを選んでもらって下さいね。
さぁ~て 今日も
顔晴って いきま笑か!
海老根 Calanthe
忠実