3月3日 原因の無い 結果は無い

いせ山川クリニック 山川です。

今日は 川島海荷 さん の 誕生日 です。

漢方のお勉強

身体の不調?
其れは 気血水 や 五臓六腑 働きや
バランスが 上手く行かないとき

当然 原因があるわけで
その原因に沿って 治療を考えるんですよね

その原因を 考えるときに
出てくるのが
外因 内因 不内外因 この3つを 三因 といいます

身体の外から侵入してくる 外因 とは?
自然界に元々存在する 邪気の事で
外邪 とも よばれます
風邪 寒邪 暑邪 湿邪 燥邪 火邪の 
6種類があって 六淫(りくいん)といいます

風邪とは 真に風の邪気
おもに 上半身に影響が出る
発熱発汗 頭痛 咽頭痛 更には
遊走性の 痛みや痒み
風邪は 風寒 風湿 風熱 と言ったように
他の邪気とも あわさってしまうのが 特徴

寒邪 は 真に今までの寒い季節だけでなく
夏の冷房なども当てはまる(自然界では無いですけどね)
冷えは 気血の巡りを ことごとく悪くさせる
しびれや痛みも 強くなる

暑邪 は 夏の暑さが水分代謝を乱れさせ
多汗 口渇症 高熱 脱水
湿を伴う事が多く湿邪を併発すると考えられています

湿邪 主に梅雨時や雨天の時 湿度が上がると
体内にも湿が多くなって 浮腫や 頭重感
眩暈や関節痛の原因と 考えられています
また、湿邪は脾胃を痛める事が多く
食欲不振 消化機能低下を来す
この水分がよどんだ状態を 水毒 
更に進むと 痰飲 と呼ばれます

燥邪は 空気の乾燥ですから 主に肺を侵す
もちろん お肌の乾燥 痒みの原因です

火邪は 津液(しんえき)を消耗させて
高熱や口渇症 炎症を引き起こし
更には精神にまで 影響が出るとされます

感情が不調を招く 内因
外邪に対して 内邪とよばれる

喜怒哀楽に似ていますが
喜 怒 憂 悲 思 恐 驚 の 
七情に分けられて それぞれが
五臓に影響を及ぼすので
内傷七情 と いいます

すべて 過度の感情は ひどく
五臓を痛めつけると考えられています

最後が 日常生活で気をつけたい 不内外因
暴飲暴食 これは 飲食失調 と言います
働き過ぎ これは 労倦(ろうけん)
他には 房事不節 や 外傷 寄生虫などなど
これらによって おこる不調 
その状態をどう評価して どう対応するか
明日に 続きます…

さぁ〜て 今日 も 顔晴って いきま笑か!
桃 Peach blossom
気立ての良い娘