いせ山川クリニック 山川です。
今日は 村上龍 さん の 誕生日 です。
漢方の基本的な考え方
五臓六腑
肝 心 脾 肺 腎
すべて、現在の解剖学と一致した名前ばかりです
しかしながら、漢方の考え方では
その機能、働きは少し違った物になっています
あくまで漢方的な考え 発想として
考えてくださいね
心 これはまさに心臓です
全身に血を送り届けるポンプですから
今と変わりありません
ただ、「神志を主る」とされていて
精神や意識 これをコントロールしていると
考えられています
単独の働きよりも ほかの器官とも
連携しての機能が評価されます
脾 本来の脾臓とは 全く違う考えです
食べ物を吸収して 肺が採り入れた
自然界の 気 と合わせて 気水を作り出し
それを全身に送り出すところとして
捉えられています
脾からおくられた 気水を素に
心で血を作り出す。
脾からの栄養でほかの器官が働いているという
考えです
血が 血管から漏れ出ないように
コントロールする働き(統血といいます)もあり
これが上手く行かないと鼻出血や皮下出血、
不正出血が起こるとされています
脾の状態は 口 唇に よく現れる
唇の色艶、食事が美味しく頂けるかどうか
そういった所から 問診がはじまるようです
次回は 肺と腎です
さぁ~て 今日 も 顔晴って いきま笑か!
春蘭(黒子) Cymbidium goeringii(学名)
控え目な美